「お好みの季節をお選びください。」
プレイデータ:
推奨人数: 1~3人
想定時間: 2〜3時間
推奨技能: 目星、聞き耳、心理学、生物学
神話生物:グール
あらすじ:
目が覚めると、そこは窓一つない「黒い部屋」だった。
四方の壁には、桃・茶・水・灰——異なる季節を象徴する四つの扉が並んでいる。
あなたは理想の女性たちと出会い、その甘美な誘惑に触れることになるだろう。
だが、耳を澄ませてほしい。部屋の隅から聞こえる、あの不気味な「唸り声」の正体に気づいた時、あなたの選択は、最も残酷な形で裏切られることになる。
※男性探索者がオススメです。
闇の深さ:★★★★★
【導入】
探索者は一人旅に出掛けています。ある者は綺麗な景色を眺め、ある者は当地のお酒や食事。各々観光を満喫し、また日本ではなかなか見れない景色や食事に興奮していました。そしてホテルへ戻る途中…ホテルの前にフードを深く被った一人の女性が立っています。同じ観光客だろうと頭を下げ通り過ぎた瞬間。身体中を引き裂かれる痛みに襲われ、そのまま意識を失いました。
…何時間経っただろうか。探索者は目を覚ますと黒い部屋にいました。
部屋全体は薄暗く周りが見えない訳では無いが、電灯らしいものは見当たりません。
そして激しい痛みに襲われ目を覚ました探索者だったが身体中に怪我はなさそうです。
よく見ると部屋は正方形の形をし、各面に桃色、水色、茶色、灰色の扉があります。部屋の真ん中には小さい机があり、机の上には小さいメモ紙が置いてありました。
【メモの内容】
・各部屋には1回しか入れない。
・素敵な女の子に出会える。
・好きな食べ物はなに?
桃色→期待と悲哀
水色→知恵と威厳
茶色→誠実と用心
灰色→祝福と魔力
さぁ、彼女達が待っている。
(好きな食べ物はなに?→食べられるかもしれないことを予告。
茶色に『用心』という悪いイメージを与えるためのメモ→茶色が脱出へのルート。)
≪机に目星≫机の裏側にもう1枚メモを見つけます。(机に張り付いていて今は取れなさそうです。)
≪部屋全体に生物学≫色んな香りが混ざっているがいい匂いがします。
≪部屋全体に聞き耳≫何かの唸り声のような低い音が聞こえました。(グールの唸り声)
【桃色の部屋】
1.桃色の扉
扉には『アヤメの部屋』と扉に掘られています。
≪部屋に入る前に聞き耳≫パタパタパタと小さい音が聞こえます。(蝶々が飛ぶ音)
中に入ると一面に赤、紫、黄色の花が咲き、蝶々が飛び回っています。その中に大きい桜の木あり、桜の木の下に1人の女性が立っています。
≪部屋全体に聞き耳≫遠くで何かの声が聞こえる。(グールの唸り声)
≪部屋全体に生物学≫部屋中に咲いている花がアネモネ、デイジー、タンポポ、ヒヤシンスだということが分かります。
花言葉
アネモネ→期待
デイジー→平和
タンポポ→神のお告げ
ヒヤシンス→悲哀
桜→心の美しさ
2.女の子との交流
【女の子の外見】
不思議なオーラを放つ10代後半ぐらいの女性。
黒と赤のワンピース、色白の黒髪ロングヘアで前髪は揃っていて、赤色のスイートピーのブレスレットを付けています。
また黒いフードを被っている為、顔はハッキリと見えないが色白で綺麗な顔立ちをしている気がします。
【女の子との会話】
(自由に会話して可能です。会話は尊敬する人の話中心にすることをオススメします。また会話の中で『嘘をついても構いません。』)
喋り口調は緩い敬語。
名前はアヤメ。
とても尊敬している人がいて、その人の為に日々頑張っている。(グールのこと)
過去に何人かここへ来て、尊敬する人の元へと連れて行くと嬉しいのか凄く騒ぐ。(アヤメにはそういう風に見えている。)
好きな花はタンポポ。(花言葉は神託)
将来の夢は尊敬する人の様になること。
尊敬する人に関しては答えない。聞きすぎると怒る。
尊敬する人は神だと思っている。(グールのこと)
好きな食べ物はチェリーパイで、尊敬する人がよくくれる。(チェリーパイは嘘、本当はミートパイ)
脱出へのヒントは『私を忘れないで。』(スイートピーの花言葉)
≪アヤメに心理学≫アヤメの発言の中で嘘をついていることが分かります。
≪アヤメに生物学≫アヤメが花の名前であることが分かります。花言葉は使者。
3.部屋を出たあと
部屋を後にすると、桃色の扉に鍵がかかります。
また黒い部屋の机の上に桃色の紙が置いてありました。
【メモの内容】
可愛い可愛い見習いさん。
毎日努力を積み重ねて輝きを増している。
【水色の部屋】
1.水色の扉
扉には『カンナの部屋』と表札があります。
≪部屋に入る前に聞き耳≫ザァーっと音が聞こえます。(波の音)
中に入ると一面に浜辺が広がり、少し先を見るとどこまでも海が広がっていました。浜辺には赤、白、黄色の花が咲き、海辺に大きな向日葵が咲いています。また向日葵の下に1人の女性が立っています。
≪部屋全体に聞き耳≫波の音が大きすぎて恐ろしいほどに何も聞こえません。
≪部屋全体に生物学≫部屋中に咲いている花がサルビア、ヤマユリ、ペチュニア、アサガオだということが分かります。
花言葉
サルビア→知恵
ヤマユリ→威厳
ペチュニア→変化
アサガオ→固い約束
ひまわり→熱愛
2.女の子との交流
【女の子の外見】
なにか欲望に満ちた目をした年齢は20代後半の女性。
真っ赤なドレスに赤いハイヒールを履いています。
赤いアイシャドーに薄らと塗られた口紅、金髪ロングヘアーの髪の毛にラベンダーの髪飾りを付けています。
【女の子との会話】
(自由に会話して可能です。会話は食事中心、あなたと良い時間を過ごしたいというものを中心に話すことをオススメします。また会話の中で『嘘をついてはいけません。』)
喋り口調は強い口調で説得力がある。
名前はカンナ。
もし誰かがここに来たら素敵な時間を過ごしたいと思っている。
過去に男女二人組が来た時も素敵な時間を過ごした。
好きな花はペチュニア。(花言葉は心の安らぎ)
将来の夢は素敵な人に出会い生涯共に過ごすこと。
今とてもお腹が空いている。好きな食べ物はハンバーグ。
脱出へのヒントは『あなたを待っている。』(ラベンダーの花言葉)
≪カンナに心理学≫カンナの発言に嘘がないことが分かります。
≪カンナに生物学≫カンナが花の名前である事が分かります。花言葉は情熱。
3.部屋を出たあと
部屋を後にすると、水色の扉に鍵がかかります。
また黒い部屋の机の上に水色の紙が置いてありました。
【メモの内容】
感情表現がとても豊か。
真っ直ぐに貴方と向き合ってくれるであろう。
【茶色の部屋】
1.茶色の扉
扉には『リンドウの部屋』と紙が貼られています。
≪部屋に入る前に聞き耳≫パンパンっと音が聞こえる。(弓の音)
中に入ると室内の様です。少し進むと弓道場があり、弓道をしている女性の姿があります。窓から外の景色、弓道の的の辺りには青、紫、桃色の花が咲いています。また、弓道の的には花が絡められています。
≪部屋全体に聞き耳≫弓が的を得る音が響いているが、遠くで誰か男性の声が聞こえるが何を言っているかは分かりません。
≪部屋全体に生物学≫部屋中に咲いている花がコスモス、ダリア、グラジオス、キキョウだということが分かります。また的に絡まる花はシオンだと分かりました。
花言葉
コスモス→乙女の心
ダリア→感謝
グラジオス→用心
キキョウ→誠実
シオン→あなたを忘れない
2.女の子との交流
【女の子の外見】
真っ直ぐにあなたを見つめていますが、生気は感じられません。
黒いセーラー服を着ている10代の女性。
素朴な顔立ちでメイクもほとんどしていません。健康的なスタイルで少し筋肉質です。
髪型は黒髪のポニーテールで前髪を菊のピンで分けています。
【女の子との会話】
(自由に会話して可能です。会話はPLがここに迷い込んでしまった事を残念がるような会話をオススメします。また会話の中で『嘘をついてはいけません。』)
喋り口調は礼儀正しい敬語。
名前はリンドウ。
とても大切な人とお別れをしてしまった。
曲がったことがとても嫌い。
将来の夢は好きなことを好きなだけやる自由な人生を歩みたかった。
大切な人にもう一度会いたい。
好きな花はシオン。
好きな食べ物は抹茶味のお菓子。
脱出へのヒントは『私を信じて。』(菊の花言葉)
≪リンドウに心理学≫リンドウの発言に嘘がないことが分かります。
≪リンドウに生物学≫リンドウが花の名前である事が分かります。花言葉は勝利。
3.部屋を出たあと
部屋を後にすると、茶色の扉に鍵がかかります。
また黒い部屋の机の上に茶色の紙が置いてありました。
【メモの内容】
とても強い女性。とても眩しい。
故に恐怖すら感じる。
【灰色の部屋】
1.灰色の扉
扉には英語で『Tsubaki room』とプレートが貼ってあります。
≪部屋に入る前に聞き耳≫特に何も聞こえません。
中に入ると一面真っ白な雪景色。しかし不思議と寒さは感じません。そして雪の中から赤、白、橙色の花が咲いています。遠くに女性の姿が見えます。
≪部屋全体に聞き耳≫自分たちの息遣いや足音すら聞こえないほどに静かです。
≪部屋全体に生物学≫部屋中に咲いている花がカトレア、デンファレ、ポインセチア、サザンカだと言うことが分かりました。
花言葉
カトレア→魔力
デンファレ→我儘な美人
ポインセチア→祝福
サザンカ→謙虚
2.女の子との交流
【女の子の外見】
少し色っぽさを感じる20代前半の女性。
胸元の開いた薄手のワンピースに網タイツを履き、頬は赤く染まるナチュラルメイクをしています。
髪は胸元までの長さで緩く巻いています。
またパンジーのピアスを付けています。
【女の子との会話】
(自由に会話して可能です。会話はあなたの好みに合わせたいというアピールをオススメします。また会話の中で『嘘をついても構いません。』)
喋り口調はフレンドリー。
名前はツバキ。
いつも1人でこの場所にいる。
ここでずっと待っている人がいる。(探索者という名の餌)
待っている人が短い髪が好きだと言ったので髪を切った。(嘘)
待っている人がセクシーな人が好きだと言ったので露出多めにしている。(嘘)
好きな花はカトレア。
好きな食べ物は坦々麺。
脱出へのヒントは『わたしを想って。』(パンジーの花言葉)
≪ツバキに心理学≫ツバキの発言の中で嘘をついていることが分かります。
≪ツバキに生物学≫ツバキが花の名前である事が分かります。花言葉は完璧な魅力。
3.部屋を出たあと
部屋を後にすると、灰色の扉に鍵がかかります。
また黒い部屋の机の上に灰色の紙が置いてありました。
【メモの内容】
日を増す事に魅力を増した。
容姿端麗、そして努力家、全てを兼ね備えている。
【全ての部屋を探索したあと】
机の下のメモが取れるようになっています。(最初の目星で発見出来なかった、または失敗した場合はGMの采配で床に落とす等して下さい。)
また全ての扉の鍵が開く音がしました。
【メモの内容】
・4人の素敵な女性には出会えたかな?
・一番好みの女性は誰かな?
・君たちが願うのなら戻りたい部屋にもう一度だけ戻れる。しかし一つだけ、危険な部屋がある。そこへは近付くな。(茶色の部屋への牽制)
・もちろん、この部屋に残るのも良い。
・他の部屋を選ぶ人間はその扉の前に、残る物はこの場から動くな。
・心して選ぶが良い。
≪部屋全体に聞き耳≫何かの唸り声が大きく聞こえます。
【エンディング】
【部屋に残った場合】
探索者は部屋の真ん中で待機をしています。徐々に何かの唸り声が大きくなってきている気がします。グルル……耳元で何かの鳴き声が聞こえ、思わずそちらを振り向くと背後に自分と同じぐらいと人が立っていました。
「誰だ……?」
ゆっくりと近付くとそれが人ではない事が分かります。それは少し前かがみで姿勢が悪く犬の様な顔をしている生き物です。目の前にいる見たこともない生き物に息を飲み逃げようとした瞬間。何か堅い物で頭を殴られ倒れ込みました。そのままヒヅメの様な足で何度も頭を地面に叩き込まれます。恐怖で声も出ないまま意識が薄れていきました。そして意識を手放す最後に残る物は身体中を引き裂かれる痛みでした。
…目を覚ますと上空から黒い部屋を眺めています。そして数人の男女が黒い部屋へと迷い込んできました。…ちょうど腹が空いてきました。さぁ、ゲームに負けた彼らを食べて腹を満たそう。俺の晩御飯になってくれるのは誰なのでしょうか。
BAD END『餌を求める者』
【アヤメの部屋(桃)を選択した場合】
「私を忘れないでいてくれたんですね!ありがとうございます!さぁ、共に神の元へ向かいましょう!きっと神も喜んでくれます!」
そう言ってアヤメがあなたの手を引きます。探索者を歓迎する様に周りに蝶々が集まってきます。彼女に連れられるまま暫く歩くと徐々に眠気が強くなってきました。なんだ…?そう思う間もなく意識を飛ばしてしまいました。
目を開くとそこは桜の木の最上部です。下を見ると地上が何メートルも先に見えます。
「あはは、神に会わせてあげますね!」
アヤメがそう言った瞬間、あなたは桜の木から落とされました。あまりの衝撃と痛みに意識を飛ばしかけます。最後の力を振り絞り薄らと目を開くと犬の様な顔をした生き物が見えました。その瞬間、あなたの身体を引き裂くような痛みが襲い意識を飛ばしました。
…目を覚ますと黒いフードを被り桜の木の下で赤、紫、黄色の花に囲まれあなたは立っています。そして桃色の扉が開きました。
「あぁ…神に連れていく餌だ…。」
あなたは心の中でそう思い、新たな探索者を迎えるのでした。
BAD END『神への信仰』
【カンナの部屋(水)を選択した場合】
「ずっと待っていて良かった。来てくれると思っていたよ。とてもお腹が空いていてね、素敵なディナーの時間を過ごそうじゃないか。」
そう言いカンナがあなたを抱き締めます。そして抱き締め返すと首元に鋭い痛みが走りました。
「あぁ…美味しい、今日のディナーは最高だ。こんないい男の肉を食えるなんて今日はついている。」
首からの出血と痛みに身体の力が抜け倒れ込みます。カンナを見るとそこにはカンナの面影はありませんでした。赤いドレスを着た犬の様な顔をした生き物でした。
「あ、あ…。」
小さく声を漏らすも次の瞬間には探索者の身体はカンナの牙によって引き裂かれます。
…波の音で探索者は目を覚まします。
「大丈夫ですか?」
目の前に見たことの無い人物が立っていました。あなたの身体は怪我もなく無事なようです。
「俺は…何を…。」
あぁ……助かった、誰かが助けに来てくれた。そう思ったのも束の間、お腹が空いてきました。あぁ…目の前に美味そうな肉があるじゃないか。必ずこいつを食べる。そう心に決め、あなたは次の探索者との会話を楽しむのでした。
BAD END『ディナータイム』
【リンドウの部屋(茶)を選択した場合】
「あぁ!来てくれたんですね。良かった…本当に良かった。待っていて良かった。私を信じてくれてありがとうございます。必ずあなたを助けます。」
そう言いリンドウがこちらに矢を向けます。
「大丈夫です、最後まで私を信じて。」
そう言った瞬間、彼女はあなたに矢を放ち、その矢があなたの左胸へと突き刺さりました。
「これで彼も…私も報われる…ありがとう、ありがとう…。」
遠くで男性の声が聞こえた気がしました。
目を覚ますと探索者は旅行先のホテルのベッドにいました。先程までの光景は何だったのだろう。ホテルの入口を窓から見るも立っていた女はいません。ただ部屋の中にはシオンの香りが漂っています。
あの日何が起きたのか、なぜあの場所に連れて行かれたのか…あなたは知る由もありません。一つだけ分かることは、あの少女に救われたこと。
あれから数ヶ月経ち、ふと街中であるチラシを見かけました。「弓道選手権大会」というものです。ふと、あの少女の事を思い出します。きっとあの子がまだ生きていたらこの場にいるのだろうか…。きっとあの子の事を忘れることはないだろう。
TRUE END『信じた者の生還』
【ツバキの部屋(灰)を選択した場合】
「わたしの事想ってくれたの…?私も貴方を想ってた。ありがとう。ずっと、貴方だけを待ってたの。」
ツバキが嬉しそうに探索者の両頬を手で包みます。
「私ね…実は魔法が使えるの。見てくれる……よね?」
そう言うとツバキの爪が伸び、あなたの身体を突き刺します。
「…え?」
そのままツバキの爪であなたの身体は引き裂かれていきます。あまりの痛みに意識が遠のいていきました。最後に見たツバキの姿は犬の顔をし、長い鉤爪を持った謎の生き物でした。…目を覚ますと一面の雪景色。不思議と寒さは感じません。あなたはとてもお腹が空いています。何でもいい、ご飯が食べたい。そうするとどこかから声が聞こえてきました。
「餌が欲しけりゃ今から来る人間を魅了しろ。そしたら人間から食われに来る。」
…なんだ、そういう事か。それなら簡単な話だ。今からここへ来る人間を食い荒らしてやろう。
「…俺は…ずっとここで待ってる人がいる。俺の事を想って欲しい。」
BAD END『魅了への道』
【あとがきと感想】
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ただの密室からの脱出というよりは、PLの倫理観や価値観を揺さぶる物語が作れたらと思って作りました。またこちらのシナリオは私が初めて作ったシナリオになりますので、文章等グダグダでしたらすみません…。
様々な女性が出てきますが、PLと自由に会話していただきGMの手で彼女たちに息を吹き込んでもらえたらと思います。【女の子との会話】に載せた情報を参考に楽しくRPを楽しんでもらえますと幸いです。
ちなみに真相としてはこちらになります。
何年も前にある高校生の男女がいた。その2人は弓道の全国大会に出るような選手で将来も有望であった。ある秋の大会前、二人で帰宅している途中、フードを被った女性とすれ違う…そして通り過ぎる瞬間、身体を引き裂かれる痛みに襲われます。そして2人もこの場所へと迷い込んだ。大会が近いこともあり、2人は脱出を試み探索を続ける。そしてその男女は脱出への希望を持ち1つの部屋へと入った。その部屋の扉の色は水色。色んな部屋を探索した結果、情熱的な女性に惹かれ彼女の言葉を信じた。するとその部屋にいた女性がみるみるうちに姿を変え、男性から先に殺されてしまった。その光景を震えながら見るしか無かった。「わたしが…ここを選ばなければ…」そう思い涙を流している内に、その女性もその後に殺され食べられてしまう。
食べられてしまった女性は目の前で死に食べられていく男性の姿が忘れられず、その念を抱いたまま死んだ。そして、彼女もグールとなるが迷い込んだ探索者を救うと心に誓っていた。
というものです。つまり、リンドウは元々この空間に迷い込んだ被害者だったのです。そしてリンドウが選んだのは…カンナでした。この後実際にテストプレイを行った時にPLによく聞かれた内容を載せますが、そちらもPRの参考にしていただければと思います。
RPメインのシナリオ、また技能もほどほどなので初心者の方、多くのシナリオを経験してきた方、たくさんの方に楽しんでいただけると嬉しいです。
テストプレイをしてみて…
・PLに「脱出する方法」や「出口」を聞かれた場合。
基本的にはそれぞれの脱出したヒントを絡めながらPLにはお伝えください。例えば「出口はない、ただ何かあった時は私の事を信じて下さい」など。
・PLから「他の部屋の女性を知ってるか?」を聞かれた場合。
基本的に女性同士の横の繋がりはありません。ただ真相を匂わせるためにカンナは「前に男女二組が来た」や「女は微妙だったけど男は良かった」などと話すといいかもしれません。またリンドウも「もし赤いドレスの女がまだここにいるなら…気を付けて…」というのを伝えるのもオススメです。またアヤメやツバキは知らないと答えてもいいし、知っていると嘘をついても構いません。
・PLがアヤメの部屋で「神に会わせて欲しい」と言ってき場合。
「連れていけない」と言っても良いですし、「じゃあこのまま会いに行く?」と連れていってもかまいません。もし連れていく場合は、アヤメのエンドと上手く繋げていただければと思います。
・メモの内容について
基本的に机にあるメモはこの空間の管理者(グール)が考えたメモです。なのでリンドウの部屋に対して悪い印象を与えるようなものになっています。つまり、ミスリードを誘うようなものです。
・好きな食べ物について
アヤメはチェリーパイ(という名のミートパイ)、カンナはハンバーグ、ツバキは担々麺。挽肉を連想させるものですが、リンドウは抹茶のお菓子。ここの差にも気づけたら脱出に一歩近付けるかもしれません。
・茶色の部屋の声の正体
リンドウと共にカンナに食べられてしまった男性の声です。PLに何か聞かれることがあったら、「こいつを信じろ…!」など、PLを助けるような言葉が聞こえるというのを伝えてあげても良いかもしれません。


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